「コロナが流行していて、お盆に帰省しようか迷っている。」
「もし帰省するにしても、どう対策をすればいいの?」
「周りに何か言われないかな・・・」
と迷われている方へ。
私の実体験をもとに、帰省して
- 良かったこと
- 辛かったこと
- 感染対策
についてご紹介します。
- コロナ禍で帰省する心構え
- コロナ禍で帰省した際の対策の仕方
- 周りの反応が良いとは限らない
- 結論:精神的に2泊3日が限界
こんにちは、東北主婦のはしかわです。
未だに収まらないコロナ。
そんな中でも、お盆が近づき「コロナ禍での帰省」について、考えなくてはならない時期になりました。
結論から言えば、私は帰省しました!そして、帰省してよかったと思います。
感染拡大の問題とされているのは、
対策も何もせずに帰省すること
です。
そこに最大限の意識を向けていれば、帰省をしても問題はないと思います。
帰省するのか、しないのか
今回、私は実家に帰省することに決めました。
その際、どんなことに悩んで、どのような決断をしたのかご紹介したいと思います。
夫の転職による引っ越しや、既にコロナが流行していたこともあり、
私は半年以上、実家に帰省をしていませんでした。
実家との距離は、新幹線なら1時間、車なら2時間半ほどです。
コロナ流行前、2ヶ月に1回は顔を出していた身としては、両親に長いこと会っていないような気がしていました。
でも、私が無症状なだけで移してしまうかも。その時は「会えて嬉しい!」けど、その後に両親がコロナに感染したら悔やんでも悔やみきれない。
命は取り返しのつかないものだから・・・でも、冬にはさらに感染は広がるはず。
もう会えないかもしれない。
能天気な私にしてはかなり悩みました。
そんな私の様子を見て、こいつはヤバいと思ったのでしょう。
「行って来なよ」
夫の冷静な一言により、やっと帰省する決心がつきました。
帰省する心構え
「帰省する」と決めたからには、全力で感染予防に努めなければなりません。
その際に必要な心構えは、
自分は感染しているかもしれない。
移す可能性がある。
ということです。
それをもとに、まず以下の7つのことを決めました。
- 両親の意見を聞く
- お盆とずらして帰省する(8月上旬)
- 夫は行かず私のみ
- 公共交通機関は使わず自家用車で
- 私自身の体調が少しでも悪い時は中止
- 実家以外に寄り道をしない
- 戻ったら、定期的に電話をして両親の体調確認
幸いにも、私の両親は帰省に反対ではありませんでした。
むしろ、冬になる前に久しぶりに会いたいと言ってくれました。
感染対策の仕方
万全を期すために、帰省してから私が行った対策をご紹介します。
これから帰省する方のご参考になれば幸いです。
夫や両親には、やりすぎと笑われましたが、万が一を考えればこれくらいしないと安心できませんでした。
感染対策グッズ
- マスク(滞在日数の2倍)
- 除菌スプレー(ボトルで2本)
- 除菌シート(大容量を2パック)
- ジップロック(Lサイズを1箱)
- ごみ袋 大・小(各10枚)
- 体温計
- バスタオル・タオル
家についたら
①玄関に入る前に、消毒スプレーで除菌
- マスクを新しいものに変え、古いものは除菌してジップロックに
- 手や指を念入りに消毒
- コートからかばん、靴まで念入りに消毒
②すぐお風呂に入る
- 着ていた服は、全てビニール袋に入れて密封
- 洗濯物はすべて持ち帰る
- バスタオル・タオルも持参
- 使い終わったタオルは外に干しておく
滞在中
①両親が私の触った物に触れた時は、両親も消毒
②両親の1m以内に近づかない
- 距離をとったうえで、大声でも話さない
③可能な限りマスクを外さない
- 寝る時と食事の時以外はつけっぱなしでした
④マスクは1日2回新しいものに交換
- 古いものは必ず除菌
- ごみ袋に入れてから、ジップロックで密封
⑤こまめに手洗い・消毒
- 1~2時間に1回のペースで行いました
⑥食事中に要注意!
- 食事中は話をしない
- 料理は小分けにして、共有しない
- 使った食器は自分で洗う
帰るとき
①私が触れたもの全てを消毒
- 使ったシーツ・枕など全て
- 洗えないものや、電気のスイッチ・ドアノブ・洗面台など全て
- 布団は天日干し
②両親の体調チェック
- 滞在中に変化はなかったか?
- 戻った後、3日に1回ほど電話で確認
※消毒や洗濯は、もちろん全て私自身で行いました。
周りの反応
今回の場合、夫も両親も帰省に肯定的で、協力も得られました。
一方で、来てほしくないと思う人がいることも忘れてはいけません。
私の実家があるような田舎は、特に閉鎖的です。
全国的には感染者数の少ない地域から来たとはいえ、県外から来た私に対して良くない感情を持つ人もいました。
その1人が、叔母です。
叔母の場合
少し早い祖父母のお墓参りを済ませ、仏壇にもお供えをと思っていたところ、
叔母からメールが・・・
この気持ちわかってね。
という主旨の文面でした。
実際には、従姉も叔父も拝みに来ていたので、単に県外から来た私を家に入れたくなかったのだと思います。
初めからこのように思われる可能性も考慮していたので、
「まあ、心配よな・・・」
くらいにしか思いませんでした。
否定的な反応に対して、鬱々としたり、怒りを覚える人もいるみたいですが、自分に置き換えてみてください。
海外の感染流行地域から来た人が、近所に遊びに来ていたら怖いですし、心配ですよね・・・
というわけで、
「私は万全な感染対策をして帰省したのだから、文句を言われる筋合いはない」
と、あまり気にしないことをお勧めします。
まとめ:徹底的に感染対策をすれば帰省しても良い、但しよく思わない人もいる
結果としては、両親にも会え、元気な顔を見ることができて良かったです。
こんな状況だからこそ、直接会うと安心するものですね。
一方で、徹底的に感染対策をするということはとても疲れます。
常に気を張り、消毒・手洗いのことが頭を離れません。
私の場合、3泊目あたりで限界が来たので、2泊3日がちょうど良いかもしれません。
帰省する際は、くれぐれも
自分は感染しているかもしれない。
移す可能性がある。
ということをお忘れなく。
以上、【主婦の実体験】2020年のお盆の帰省はどうする?コロナ禍での帰省は覚悟をもって!徹底的に!!という記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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